MathML 属性リファレンス

これは MathML 属性のアルファベット順リストです。それぞれの属性の詳細は、関連する要素のページおよびグローバル属性ページ (en-US)にあります。 MathML における値と単位についてのメモはページにあります。

メモ: 主要な MathML ページで説明されているように、このドキュメントは言語のうちブラウザーに関連するサブセットに焦点を当てています。それ以外の MathML 属性の詳細については、 MathML Full 仕様書を参照してください。

属性名 この属性を取る要素 説明
accent <mo>, <mover>, <munderover> (en-US) 論理値で、演算子がアクセント記号として扱われるべきか否かを指定します。
accentunder <munder>, <munderover> (en-US) 論理値で、演算子がアクセント記号として扱われるべきか否かを指定します。
actiontype <maction> (en-US) 文字列で、この要素で起こるアクションを指定します。
align 非推奨 <mtable>
<munder>, <mover>, <munderover> (en-US)
いくつかの要素の揃える位置を指定します(詳細は要素のページを参照)。
background 非推奨 <mstyle> (en-US) 代わりに CSS の background-color を使用してください。
bevelled 非推奨 <mfrac> 分数の表示方法を指定します。非推奨です。 代わりに U+2044 (分数スラッシュ)を使用してください。
close <mfenced> 閉じ区切り文字列です。
color 非推奨 <mstyle> (en-US) 代わりに CSS の color を使用してください。
columnalign <mtable>, <mtd>, <mtr> 表のセルの水平方向の配置を指定します。
columnlines <mtable> 表の列の境界線を指定します。
columnspacing <mtable> 表の列間の空間を指定します。
columnspan <mtd> 非負の整数値で、セルが表の何列分に及ぶかを示します。
denomalign 非推奨 <mfrac> 分数の下の分母の配置を示します。
depth <mpadded> (en-US) 深さを設定または増加します。 length を参照してください。
dir <math>, <mi>, <mo>, <mrow> (en-US), <ms> (en-US), <mtext> テキストの方向です。可能な値は、 ltr (左から右)または rtl (右から左)です。
display <math> レンダリングモードを指定します。指定できる値は blockinline です。
displaystyle すべて

論理値で、表示される数式にもっと縦の空間を使用するか、 false に設定すると、よりコンパクトなレイアウトで数式を使用するかを指定します。

MathML 3 では、この属性は <mstyle> (en-US), <mtable>, および <math> でのみ有効でした。

fence <mo> 論理値で、演算子がフェンス(括弧など)であるかどうかを指定します。この属性には視覚的効果はありません。
fontfamily 非推奨 <mstyle> (en-US) 代わりに CSS の font-family を使用してください。
fontsize 非推奨 <mstyle> (en-US) 代わりに CSS の font-size を使用してください。
fontstyle 非推奨 <mstyle> (en-US) 代わりに CSS の font-style を使用してください。
fontweight 非推奨 <mstyle> (en-US) 代わりに CSS の font-weight を使用してください。
frame <mtable> <mtable> 全体の境界線を指定します。可能な値は none(既定値)、soliddashed です。
framespacing <mtable> 表と frame の間に追加される空間を指定します。
height <mpadded> (en-US), <mspace> 希望する高さを指定します。取りうる値は lengths を参照してください。
href すべて 指定された URI へのハイパーリンクを設定するために使用します。
id すべて この要素に関連する一意の識別子を設定します。
length <msline>
linethickness <mfrac> 水平方向の分数線の太さです。
lspace <mo>, <mpadded> (en-US) 演算子の前の空間の大きさです(数値や単位はlength を参照してください)。
lquote <ms> (en-US) 内容を囲む開始引用文字(dir に依存)です。既定値は "&quot;" です。
mathbackground すべて 背景色です。 #rgb#rrggbbHTML 色名を使用することができます。
mathcolor すべて テキストの色です。 #rgb#rrggbbHTML 色名を使用することができます。
mathsize <mi>, <mn>, <mo>, <ms> (en-US), <mtext> 中身の大きさです。
mathvariant <mi>, <mn>, <mo>, <ms> (en-US), <mtext> 識別子の論理クラスで、字体は様々です。
maxsize <mo> 演算子の最大サイズ。
minsize <mo> 演算子の最小サイズ。
movablelimits <mo> 添字の下付き・上付きが、下付き・上付きに移動するかどうかを指定します。
notation <menclose> (en-US) 子要素に適用する表記法のリスト。ホワイトスペースで区切られます。
numalign 非推奨 <mfrac> 分数上の分子の配置を示します。
open <mfenced> 開き区切り文字用の文字列。
rowalign <mtable>, <mtd>, <mtr> 表セルの垂直方向の配置を指定します。
rowlines <mtable> 表の行の境界線を指定します。
rowspacing <mtable> テーブルの行間の空間を指定します。
rowspan <mtd> セルが何行目に拡張されるかを示す非負の整数値。
rspace <mo> 演算子の後の空間の大きさ。
rquote <ms> (en-US) 内容を囲む引用符です(dir に依存)。既定値は "&quot;" です。
scriptlevel <mstyle> (en-US) 主にフォントサイズを制御します。 scriptlevel が高いほど、フォントサイズは小さくなります。
scriptminsize 非推奨 <mstyle> (en-US) scriptlevel の変更により許容される最小フォントサイズを指定します。
scriptsizemultiplier 非推奨 <mstyle> (en-US) scriptlevel の変化によるフォントサイズの調整に使用する倍率を指定します。
selection <maction> (en-US) アクションの対象となる子要素。
separator <mo> この属性には視覚的な効果はありませんが、演算子が区切り文字(カンマなど)であるかどうかを指定するものです。
separators <mfenced> 異なる区切り文字に使用する 0 文字以上の文字列です。
stretchy <mo> 演算子を隣接する要素のサイズに引き伸ばすかどうかを指定する。
subscriptshift 非推奨 <mmultiscripts>, <msub>, <msubsup> 式のベースラインより下に添字を移動させる最小の空間。
supscriptshift 非推奨 <mmultiscripts>, <msup>, <msubsup> 式のベースライン上に上付き文字を移動させる最小限の空間です。
symmetric <mo> stretchytrue の場合、この属性は、演算子が虚数軸(中央の分数線)の周りに上下対称であるべきかを指定します。
voffset <mpadded> (en-US) 子コンテンツの縦方向の位置を設定します。
width <mpadded> (en-US), <mspace>, <mtable> 希望する幅を指定します。取りうる値は lengths を参照してください。
xmlns <math> MathML 名前空間の URI を指定します。 (http://www.w3.org/1998/Math/MathML)