このページはコミュニティーの尽力で英語から翻訳されました。MDN Web Docs コミュニティーについてもっと知り、仲間になるにはこちらから。

View in English Always switch to English

DataTransferItem

Baseline Widely available *

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since ⁨2016年11月⁩.

* Some parts of this feature may have varying levels of support.

DataTransferItem オブジェクトは、1 つのドラッグデータ項目を表します。ドラッグ操作中、それぞれの DragEventdataTransfer プロパティを持ち、このプロパティにはドラッグデータ項目の list を含みます。リスト内のそれぞれの項目は DataTransferItem オブジェクトです。

DataTransferItem は主に HTML ドラッグ&ドロップ API のために設計され、現在も HTML ドラッグアンドドロップセクションで規定されています。しかし現在では、ClipboardEvent.clipboardDataInputEvent.dataTransfer などの他の API でも使用されるようになりました。DataTransferItem のドキュメントでは主にドラッグ&ドロップ操作における使用法について説明します。他のコンテキストでの DataTransferItem の使用法については、各 API のドキュメントを参照してください。

このインターフェイスにはコンストラクターがありません。

インスタンスプロパティ

DataTransferItem.kind 読取専用

ドラッグデータの項目の種類で、string(文字列)か file(ファイル)のどちらかです。

DataTransferItem.type 読取専用

ドラッグデータ項目の型、通常は MIME タイプです。

インスタンスメソッド

DataTransferItem.getAsFile()

ドラッグデータ項目に関連付けられた File オブジェクト (ドラッグ項目がファイルでない場合は null) を返します。

DataTransferItem.getAsFileSystemHandle() Experimental

Promise を返します。これはドラッグ中の項目がファイルであれば FileSystemFileHandle で、ドラッグ中の項目がディレクトリーであれば FileSystemDirectoryHandle で履行されます。

DataTransferItem.getAsString()

ドラッグデータ項目の文字列を引数に、指定されたコールバックを呼び出します。

DataTransferItem.webkitGetAsEntry()

選択したファイルのファイルシステム内の項目を表す FileSystemEntry に基づくオブジェクトを返します。これは通常、FileSystemFileEntry または FileSystemDirectoryEntry オブジェクトのいずれかになります。

このインターフェイスのすべてのメソッドとプロパティには、自身のリファレンスページがあり、それぞれのリファレンスページに例があります。

仕様書

Specification
HTML
# the-datatransferitem-interface

ブラウザーの互換性