MessagePort
インターフェイスの start()
メソッドは、ポート上のキューに置かれたメッセージの送信を開始します。このメソッドは、EventTarget.addEventListener
を使用する場合のみ必要になります。これは、MessageChannel.onmessage
を使用する場合は包含されています。
注:
この機能は Web Worker 内で利用可能です。構文
port.start()
戻り値
無効。
引数
なし。
例
次のコードブロックには、handleMessage
ハンドラ関数があり、onmessage
を使用して、メッセージがこのドキュメントに送り返された時に実行されます:
channel.port1.onmessage = handleMessage;
function handleMessage(e) {
para.innerHTML = e.data;
}
これを行うもう一つの方法は、EventTarget.addEventListener
を使用します。しかし、このメソッドが使用された場合、明示的に start()
を呼び出してメッセージの送信を開始する必要があります:
channel.port1.addEventListener('message', handleMessage, false);
function handleMessage(e) {
para.innerHTML = e.data;
textInput.value = '';
}
channel.port1.start();
仕様
仕様書 | 策定状況 | 備考 |
---|---|---|
HTML Living Standard start() の定義 |
現行の標準 |
ブラウザの実装状況
BCD tables only load in the browser