Headers: get() メソッド

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since ⁨2017年3月⁩.

メモ: この機能はウェブワーカー内で利用可能です。

get() は Headers インターフェイスのメソッドで、指定された名前の Headers オブジェクト内のヘッダーのすべての値のバイト文字列を返します。要求されたヘッダーが Headers オブジェクトに存在しない場合、null を返します。

セキュリティ上の理由から、いくつかのヘッダーはユーザーエージェントでしか制御できません。これには、禁止リクエストヘッダーと禁止レスポンスヘッダー名があります。

構文

get(name)

引数

name: Headers オブジェクトから値を取得する HTTP ヘッダーの名前。指定された名前が HTTP ヘッダーの名前でない場合、このメソッドでは TypeError 例外が発生します。名前は大文字と小文字を区別しません。

返値

取得したヘッダーの値を表す文字列の配列です。このヘッダーが設定されていない場合は null を返します。

例

空の Headers オブジェクトの作成は簡単です。

const myHeaders = new Headers(); // 現在空です
myHeaders.get("Not-Set"); // null を返します

Headers.append を使用してヘッダーを追加し、get() を使用してヘッダーを取得できます。

myHeaders.append("Content-Type", "image/jpeg");
myHeaders.get("Content-Type"); // "image/jpeg" を返します

ヘッダーに複数の値が関連付けられている場合、ByteString には、Headers オブジェクトに追加された順序ですべての値が含まれます。

myHeaders.append("Accept-Encoding", "deflate");
myHeaders.append("Accept-Encoding", "gzip");
myHeaders.get("Accept-Encoding"); // "deflate, gzip" を返します
myHeaders
  .get("Accept-Encoding")
  .split(",")
  .map((v) => v.trimStart()); // [ "deflate", "gzip" ] を返します。