ウェブのエラー記事の作成方法
MDN の JavaScript エラーリファレンス は 開発者コンソールで発生するエラーについて、ウェブ開発者を手助けすることを目的としたプロジェクトです。このプロジェクトでは、メッセージが発生するツールへのリンクを追加できるように、 MDN Web Docs でより多くのエラー文書を書く必要があります。この記事ではウェブエラーの文書化について説明します。
JavaScript のエラーには "Learn more" リンクがあり、問題を修正するための追加アドバイスを含む JavaScript のエラーリファレンスに導いてくれます。ウェブのエラーを文書化するためには、 JavaScript を知っているか、掘り下げることができる必要があります。
手順 1 – 文書化するエラーを探す
- Firefox/Gecko のエラーメッセージ: https://github.com/mozilla/gecko-dev/blob/master/js/src/jsshell.msg
- Edge/Chakra のエラーメッセージ: https://github.com/Microsoft/ChakraCore/blob/master/lib/Parser/rterrors.h
- Chrome/v8 のエラーメッセージ: https://chromium.googlesource.com/v8/v8.git/+/refs/heads/main/src/execution/messages.h
手順 2 – 既存のエラー記事を探す
- 既存の JavaScript エラーメッセージリファレンスを見て、エラーがどのように文書化されているかを確認してください。
- 書きたいエラーの種類によって、これらのページにより近い外見にします。
- 新しいエラーページを立ち上げるのには、既存のエラーページのコンテンツをコピーした方が良いかもしれません。
手順 3 – 新しいページを作成する
- すべてのエラーページは、 /docs/Web/JavaScript/Reference/Errors 以下にあります。
- 新しいページを作成するには、ページの作成方法のガイドの指示を参照してください。
手順 4 – ページの内容を書く
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既存のエラー記事から構造をコピーして使うか、最初からスタートするか、選択してください。
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少なくとも次のものを入れてください。
- いろいろなブラウザーで発生するメッセージを含んだ構文ボックス
- エラーの種類
- エラーが発生する理由と、その結果を説明したテキスト。メッセージの発生する背景まで
- エラーを示す例(複数が必要です)とコードを修正する方法の例
- MDN Web Docs 上のその他のリファレンスへのポインター
手順 5 — レビューを受ける
ページ作成後、プルリクエストとして提出すると、レビューチームのメンバーが自動的に割り当てられ、ページをレビューします。