ContentVisibilityAutoStateChangeEvent
ContentVisibilityAutoStateChangeEvent
インターフェイスは contentvisibilityautostatechange
イベントのイベントオブジェクトです。これは、content-visibility: auto
が設定されている要素で、ユーザーに関連する、コンテンツをスキップすることを開始または停止するときに発行されます。
要素が関係ない間(開始イベントと終了イベントの間)、ユーザーエージェントはレイアウトと描画を含む要素のレンダリングをスキップします。
これにより、ページのレンダリング速度が大幅に向上します。
contentvisibilityautostatechange
イベントは、アプリのコードがレンダリング処理(例えば <canvas>
への描画)を不要なときに開始または停止する方法を提供し、処理能力を節約します。
非表示になっても要素のコンテンツは意味づけされたままなので(例えば支援技術のユーザーにとって)、このシグナルは重要な意味づけされた DOM の更新をスキップするために使用すべきではありません。
コンストラクター
ContentVisibilityAutoStateChangeEvent()
-
新しい
ContentVisibilityAutoStateChangeEvent
オブジェクトインスタンスを作成します。
インスタンスプロパティ
例
js
const canvasElem = document.querySelector("canvas");
canvasElem.addEventListener("contentvisibilityautostatechange", stateChanged);
canvasElem.style.contentVisibility = "auto";
function stateChanged(event) {
if (event.skipped) {
stopCanvasUpdates(canvasElem);
} else {
startCanvasUpdates(canvasElem);
}
}
// キャンバスの更新を始める必要があるときに呼び出されます。
function startCanvasUpdates(canvas) {
// …
}
// キャンバスの更新を停止する必要がある場合に呼び出されます。
function stopCanvasUpdates(canvas) {
// …
}
仕様書
Specification |
---|
CSS Containment Module Level 2 # content-visibility-auto-state-change |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser
関連情報
contentvisibilityautostatechange
イベント- CSS 拘束
content-visibility
プロパティcontain
プロパティ