sessions
セッション API を使ってブラウザーが動作している間に閉じたタブやウィンドウを一覧、復帰します。
sessions.getRecentlyClosed()
関数は tabs.Tab
配列とwindows.Window
オブジェクトを返し、これはブラウザーが動作している間に閉じられたタブやウィンドウを sessions.MAX_SESSION_RESULTS
で定義される上限まで表します。
ウィンドウやタブの復帰は sessions.restore()
関数を使ってできます。復帰はタブを再オープンするだけではありません: タブの移動履歴を復帰して戻る/進むのボタンが動くようにもします。
この API は拡張機能にタブやウィンドウに関連する追加状態の保存させる関数グループも提供します。それで、タブやウィンドウが閉じられて順次復帰された場合、拡張機能は状態を取得できます。例えば、タブをグループ化する拡張機能は、これを使ってタブがどのグループにいるのかを記憶し、ユーザーがタブを復帰した時に正しいグループに復帰できるようになります。
セッション API を使うには "sessions" API パーミッションが必要です。
型
sessions.Filter
-
sessions.getRecentlyClosed()
の呼び出しで返されるSession
オブジェクトの数を制限します。 sessions.Session
-
現在のブラウジングセッションでユーザーが閉じたタブやウィンドウを表します。
プロパティ
sessions.MAX_SESSION_RESULTS
-
sessions.getRecentlyClosed()
の呼び出しで返される最大のセッション数。
関数
sessions.forgetClosedTab()
-
ブラウザーの最近閉じたタブリストから閉じたタブを削除します。
sessions.forgetClosedWindow()
-
ブラウザーの最近閉じたウィンドウリストから閉じたウィンドウを削除します。
sessions.getRecentlyClosed()
-
Session
オブジェクトを返します、これは現在のブラウジングセッション(つまり: ブラウザーが起動した以降の)で閉じたウィンドウとタブを表しています。 sessions.restore()
-
閉じたタブやウィンドウを復元します。
sessions.setTabValue()
-
あるタブに関連するキー/バリューペアを保存します。
sessions.getTabValue()
-
あるタブのキーに対応するバリューを取得します。
sessions.removeTabValue()
-
あるタブに関連するキー/バリューペアを削除します。
sessions.setWindowValue()
-
あるウィンドウに関連するキー/バリューペアを保存します。
sessions.getWindowValue()
-
あるウィンドウに関連するキー/バリューペアを保存します。
sessions.removeWindowValue()
-
あるウィンドウに関連するキー/バリューペアを削除します。
イベント
sessions.onChanged
-
タブかウィンドウが閉じられたときに発火します。
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser
Example extensions
メモ: This API is based on Chromium's chrome.sessions
API.Microsoft Edge compatibility data is supplied by Microsoft Corporation and is included here under the Creative Commons Attribution 3.0 United States License.