history

ブラウザー履歴とやりとりする history API を使用します。

メモ: downloads は HistoryItem オブジェクトとして扱われるのに注意します。このため、ダウンロードのために history.onVisited も発火します。

ブラウザー履歴はユーザーが訪れたページの時間順の記録です。history API では次の事ができます:

しかしながら、ユーザーは1つのページを何度も訪問することがあるので、この API は「訪問数」の概念もあります。したがってこの API を次のようにも使えます:

この API を使うには manifest.json ファイルで指定する "history" パーミッションが必要です。

history.TransitionType

ブラウザーがあるページにどのように移動したのかを記述

history.HistoryItem

ブラウザー履歴のあるページに関する情報を提供

history.VisitItem

ページへの単一の訪問を記述

関数

history.search()

ブラウザー履歴を検索して、所与の条件にマッチする history.HistoryItem オブジェクトを得る

history.getVisits()

所定のページへの訪問についての情報を取得する

history.addUrl()

ブラウザー履歴に所定のページへの訪問のレコードを追加する

history.deleteUrl()

ブラウザー履歴から 所定の URL へのすべての訪問を削除する

history.deleteRange()

所定の時間範囲でユーザーが訪問したすべてのページを削除する

history.deleteAll()

ブラウザー履歴からすべての訪問を削除する

イベント

history.onTitleChanged

ユーザーがあるページに訪問してタイトルが記録された時に発火します

history.onVisited

ユーザーがあるページに history.HistoryItem を提供しつつそのページを訪問した時に発火します

history.onVisitRemoved

ある URL がブラウザー履歴から完全に削除された時に発火します

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

Example extensions

メモ: この API は Chromium の chrome.history API に基づいています。また、このドキュメントは history.json における Chromium のコードに基づいています。Microsoft Edge での実装状況は Microsoft Corporation から提供されたものであり、ここでは Creative Commons Attribution 3.0 United States License に従っています。