XPath

XPath は XML Path Language の略称です。非 XML 構文を使って、柔軟な方法で XML 文書の様々な部分をアドレッシングする(指し示す)ことができます。さらに、文書中で指し示されたノードがパターンに一致するかどうかの判定を行うこともできます。

XPath は主に XSLT で使われていますが、 HTMLSVG のような XML 風の言語の文書の DOM においても XPathExpression を用いることで、 Document.getElementById()Document.querySelectorAll() メソッドや Node.childNodes プロパティ、その他の DOM コア機能に依存することなく、はるかにパワフルな方法でたどることができます。

XPath は XML 文書の階層構造を辿るために(URL のような)パス表記を使います。また、URI や XML 属性値の中で使えるように非 XML 構文を採用しています。

ガイド

JavaScript からの XPath 利用入門

XSLT 以外で XPath を使用する方法です。

XPath スニペット

JavaScript ユーティリティ関数があり、 DOM Level 3 XPath API に基づいて、独自のコードで使用することができます。

リファレンス

XPath:Axes

XPath 仕様で定められている軸 (Axis) の一覧とその定義。軸はノード間の関係性を記述するのに使われます。

XPath:Functions

コア XPath 関数及び XSLT 固有の追加 XPath 関数の一覧とその定義。

関連事項