WorkerGlobalScope.console
非標準: この機能は標準ではなく、標準化の予定もありません。公開されているウェブサイトには使用しないでください。ユーザーによっては使用できないことがあります。実装ごとに大きな差があることもあり、将来は振る舞いが変わるかもしれません。
console
は WorkerGlobalScope
インターフェイスの読み取り専用プロパティで、このワーカーのブラウザーコンソールへのアクセスをアクセスを提供する console
オブジェクトを返します。
値
console
オブジェクトです。
例
このプロパティはワーカー内でデバッグのためにブラウザーコンソールへアクセスすることを可能にします。よって、例えば、
js
console.log('test');
ワーカーの中からこのように呼び出して(これは基本的に self.console.log('test');
と同じです。 WorkerGlobalScope.self
で参照できるワーカーのスコープで呼び出されるためです)、テストメッセージをブラウザーのコンソールに出力することができます。
もし、 console.log()
を読み込まれた単一のウィンドウで動作する DedicatedWorkerGlobalScope
や他のワーカースコープから呼び出しているのであれば、そのタブのウェブコンソールがログを受け取ります。しかし、 console.log()
を SharedWorkerGlobalScope
から呼び出している場合、グローバルブラウザーコンソールがログを受信します。
仕様書
どの仕様書にも含まれていません。
ブラウザーの互換性
{{Compat}}