Request: credentials プロパティ
Baseline Widely available
This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since March 2017.
credentials
は Request
インターフェイスの読み取り専用プロパティで、credentials
オプションで指定された Request()
コンストラクターの値を反映します。このプロパティは、ブラウザーがリクエストに資格情報を送信するかどうか、また、Set-Cookie
レスポンスヘッダーが尊重されるかどうかを決定します。
資格情報とは、クッキー、TLS クライアント証明書、ユーザー名とパスワードを格納する認証ヘッダーなどです。
詳しくは資格情報を含めるを参照してください。
値
文字列で、以下の値のうちのいずれかです。
omit
-
リクエストに資格情報を記載したり、レスポンスに資格情報を含めたりしません。
same-origin
-
同一オリジンリクエストにのみ、資格情報を送信したり含めたりします。
include
-
オリジン間のリクエストであっても、常に資格情報を含めます。
例
次のスニペットは、Request()
コンストラクターを使って(スクリプトと同じディレクトリーにある画像ファイルのために)新しいリクエストを生成してから、リクエストの資格情報を変数に保存しています。
js
const request = new Request("flowers.jpg");
const request = request.request; // 既定で "same-origin" を返す
仕様書
Specification |
---|
Fetch Standard # ref-for-dom-request-credentials② |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser