RandomSource
RandomSource
は、暗号的に安全な乱数値のソースを表します。これは、グローバルオブジェクトの Crypto
オブジェクトを通して利用可能です。ウェブページ上では Window.crypto
、Worker 内では WorkerGlobalScope.crypto
が利用できます。
RandomSource
は、インターフェイスでも、作成できるこの種類のオブジェクトでもありません。
プロパティ
RandomSource
はどのプロパティも定義または継承しません。
メソッド
RandomSource.getRandomValues()
- 渡された
ArrayBufferView
(en-US) を意味不明の乱数値で埋めます。
仕様
仕様書 | 策定状況 | 備考 |
---|---|---|
Web Cryptography API | 勧告 | 初期定義 |
ブラウザーの実装状況
現在、互換性データを可読形式の JSON フォーマットに置き換えているところです。
この互換性一覧は古い形式を使っており、これに含まれるデータの置き換えが済んでいません。
手助けしていただける場合は、こちらから!
機能 | Chrome | Edge | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari |
---|---|---|---|---|---|---|
基本サポート | 11.0 WebKit bug 22049 | (有) | 21 (21) [1] | 11.0 | 15.0 | 3.1 |
機能 | Android | Chrome for Android | Edge | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
---|---|---|---|---|---|---|---|
基本サポート | 未対応 | 23 | (有) | 21.0 (21) | 未対応 | 未対応 | 6 |
[1] RandomSource
は Firefox 26 からのみ利用可能ですが、機能は Firefox 21 から利用可能でした。
関連情報
Crypto
オブジェクトを取得するWindow.crypto
。Math.random
、意味不明ではない乱数値。