AudioWorkletProcessor: parameterDescriptors プロパティ
Experimental: これは実験的な機能です。
本番で使用する前にブラウザー互換性一覧表をチェックしてください。
AudioWorkletProcessor から派生したクラスの読み取り専用プロパティ parameterDescriptors は、AudioParamDescriptor (en-US) ベースのオブジェクトを要素とする反復可能オブジェクトを返す 静的ゲッター です。
このプロパティは AudioWorkletProcessor インターフェイスには含まれていませんが、定義された場合、AudioWorkletProcessor のコンストラクター内部で呼ばれ、対応する AudioWorkletNode の parameters プロパティに格納する独自の AudioParam オブジェクトのリストの作成に用いられます。
このゲッターの定義は任意です。
値
AudioParamDescriptor (en-US) ベースのオブジェクトを要素とする反復可能オブジェクトです。
これらのオブジェクトのプロパティは、以下のものがあります。
name-
AudioParamの名前を表す文字列です。ノードのparametersプロパティにおいてこの名前でAudioParamが参照可能になり、AudioWorkletProcessor.processメソッドにおいてこの名前でAudioParamの計算された値を取得します。 automationRate省略可-
"a-rate"または"k-rate"の文字列で、AudioParamの自動化レートを表します。デフォルト値は"a-rate"です。 minValue省略可-
AudioParamの最小値を表すfloat値です。デフォルト値は-3.4028235e38です。 maxValue省略可-
AudioParamの最大値を表すfloat値です。デフォルト値は3.4028235e38です。 defaultValue省略可-
AudioParamの初期値を表すfloat値です。デフォルト値は0です。
例
独自の AudioWorkletProcessor に静的な parameterDescriptors ゲッターを追加する方法を示すサンプルコードが AudioWorkletNode.parameters にあります。