XSLT 要素リファレンス

ここでは、最上位要素と指示の 2 種類の要素について説明します。最上位の要素は <xsl:stylesheet> または <xsl:transform> の子として表示する必要があります。一方、指示はテンプレートに関連付けられています。スタイルシートにはいくつかのテンプレートが含まれています。ここでは説明しない第 3 のタイプの要素はリテラル結果要素 (LRE) です。 LRE もテンプレートに表示されます。これは、HTML 変換スタイルシートの <hr> 要素など、結果ドキュメントにそのままコピーする必要のある非命令要素から構成されます。

関連するメモでは、 LRE 内の任意の属性と限られた数の XSLT 要素の一部の属性には、属性値テンプレートとして知られているものも含めることができます。属性値テンプレートは、属性の値を指定するために使用される埋め込み XPath 式を含む文字列です。実行時に式が評価され、XPath 式の代わりに評価結果が使用されます。たとえば、変数 "image-dir" が次のように定義されているとします。

<xsl:variable name="image-dir">/images</xsl:variable>

評価される式は、中括弧の中に置かれます。

<img src="{$image-dir}/mygraphic.jpg"/>

この結果、次のようになります。

<img src="/images/mygraphic.jpg"/>

続く要素の注釈には説明、構文リスト、必須およびオプションの属性のリスト、タイプと位置の説明、W3C 勧告のソース、および現在の Gecko サポートの程度の説明が含まれます。