非標準
この機能は標準ではなく、標準化の予定もありません。公開されているウェブサイトには使用しないでください。ユーザーによっては使用できないことがあります。実装ごとに大きな差があることもあり、将来は振る舞いが変わるかもしれません。
CSS の -ms-accelerator
プロパティは、オブジェクトがキーボードショートカットを表しているかどうかを示す文字列を設定したり受け取ったりする Microsoft 拡張です。
初期値 | false |
---|---|
適用対象 | すべての要素 |
継承 | なし |
メディア | 視覚 |
計算値 | 指定値 |
アニメーションの種類 | 個別 |
正規順序 | 形式文法で定義される一意のあいまいでない順序 |
構文
/* オブジェクトはキーボードショートカットではない (既定値) */
-ms-accelerator: false
/* オブジェクトはキーボードショートカットである */
-ms-accelerator: true
値
false
-
オブジェクトはキーボードショートカットではありません。
true
-
オブジェクトはキーボードショートカットです。
形式文法
false | true
例
この例は <u>
要素で -ms-accelerator
属性を使用して、 <label>
要素内の "N" がキーボードショートカットであると指定しています。ユーザーの画面のプロパティでオプション「Alt キーを押すまでキーボードショートカットを隠す」が有効になっていると、 "N" はユーザーが Alt キーを押すまで下線が引かれません。 Alt + N が押されると、 accesskey
属性の値を "N" に定義した <input>
要素がフォーカスを受け取ります。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Accelerator</title>
</head>
<body>
<label for="oName"><u style="-ms-accelerator: true; accelerator: true">N</u>ame: </label>
<input type="text"
id="oName"
size="25"
accesskey="N"
value="Your name here" />
</body>
</html>
仕様書
どの仕様書でも定義されていません。
注釈
このプロパティは Windows 2000 以降で対応しています。ユーザーがメニュー項目やコントロールのナビゲーションのインジケーターを Alt キーが押されるまで隠すことができます。
アクセスキーは、オブジェクトを選択するためのキーボードショートカットとして使われる単一の文字です。ユーザーは Alt キーを押し、押しながらオブジェクトへ入力フォーカスを移動する文字を押すと、オブジェクトに関連付けられた既定のイベントを呼び出します。
Internet Explorer 8 (IE8) では、 -ms-accelerator
属性は CSS の拡張機能であり、 IE8 標準モードで accelerator
の別名として使用することができます。