ViewTimeline: ViewTimeline() コンストラクター

Limited availability

This feature is not Baseline because it does not work in some of the most widely-used browsers.

Experimental: これは実験的な機能です。
本番で使用する前にブラウザー互換性一覧表をチェックしてください。

ViewTimeline() コンストラクターは、新しい ViewTimeline オブジェクトインスタンスを生成します。

構文

js
new ViewTimeline(options)

引数

options

以下のプロパティを含むオブジェクトです。

subject

主体要素を表す Element への参照で、最も近い祖先のスクロール可能要素(スクローラー)内での可視率がタイムラインの進行を駆動します。

axis 省略可

タイムラインの進行状況を表すスクロール軸を表す列挙値です。取りうる値は以下の通りです。

  • "block": スクロールコンテナーのブロック軸にあるスクロールバーで、行内のテキストの流れに垂直な方向の軸です。標準英語のような横書きでは "y" と同じになり、縦書きでは "x" と同じになります。
  • "inline": スクロールコンテナーのインライン軸にあるスクロールバーで、行のテキストの流れに並行する方向の軸です。横書きでは "x" と同じになり、縦書きでは "y" と同じになります。
  • "y": スクロールコンテナーの縦軸にあるスクロールバーです。
  • "x": スクロールコンテナーの横軸にあるスクロールバーです。

省略された場合、axis の既定値は "block" です。

inset 省略可

被写体が可視であるとみなされるスクロールポート(詳細は Scroll container を参照)の位置の調整を表す値または配列。可能な値は次のとおりです。

  • "auto": 既定のボックス位置が使用されます。
  • 文字列: 文字列を指定した場合、その文字列は auto と等しい値か CSS の <length-percentage> の値から構成されます。言い方を変えると、文字列は有効な view-timeline-inset 値でなければなりません。
  • 1 つまたは 2 つの値の配列で、"auto" または適切な CSSNumericValue で長さやパーセント値のオフセット(例えば CSS.px()または CSS.percent())を表します。配列が指定された場合、最初の値は(ViewTimeline.endOffset 値に影響する)開始位置、2 つ目は(ViewTimeline.startOffset値に影響する)終了位置を表します。

配列に値が 1 つしかない場合は、複製されます。

省略された場合、inset の既定値は auto です。

返値

新しい ViewTimeline オブジェクトインスタンスです。

例については ViewTimeline のメインページを参照してください。

仕様書

Specification
Scroll-driven Animations
# dom-viewtimeline-viewtimeline

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報