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    コマンドラインオプション

    プロファイルマネージャを迂回して、(複数のプロファイルを持っている場合は) 特定のプロファイルを開くために、コマンドライン設定オプションを使用することができます。また、どのコンポーネントをはじめに開くかなど、Mozilla アプリケーションをどのように起動するかも管理できますし、そのコンポーネントが起動したとき何をするかも指定することができます。このページでは、一般的に利用できるオプションや、それらをどのように使うかを解説します。

    コマンドオプションの使い方

    以下は、Firefox のプロファイルマネージャを開くコマンドラインオプションの例です。

    Windows

    Windows のスタートメニューから [ファイル名を指定して実行] を選択します。次のように入力します。

    firefox -P
    

    Mac OS X

    アプリケーションフォルダのユーティリティに移動します。ターミナルを開いて次のように入力します。

    /Applications/Firefox.app/Contents/MacOS
    ./firefox-bin -P
    

    Linux

    ターミナルを開いて次のように入力します。

    cd Firefox installation directory
    ./firefox -P
    

    ユーザプロファイル

    -CreateProfile profile_name

    profile_name と名前の付いた新しいプロファイルを作成します。ただしアプリケーションは起動されません。profile_name には空白 ( ) は使えません。

    firefox -CreateProfile JoelUser
    

    -CreateProfile "profile_name profile_dir"

    profile_name と名前の付いた新しいプロファイルを、profile_dir/profile_name ディレクトリに作成します。ただしアプリケーションは起動されません。profile_nameprofile_dir は引用符で囲ってください。(SeaMonkey1.x は除く)

    注: profile_dirprofile_name というプロファイルが存在する場合はエラーになります。

    firefox -CreateProfile "JoelUser c:\internet\moz-profile"
    

    -ProfileManager または -P

    プロファイルマネージャを起動します。Linux では小文字の p は Purify モード(メモリリーク検出)での起動となるので、大文字の P を使用する必要があります。他のプラットフォームでは大文字と小文字両方が使えます。

    -SelectProfile

    プロファイル選択ダイアログを起動します。SeaMonkey1.x のみ。

    -ProfileWizard

    プロファイルウィザードを起動します。SeaMonkey1.x のみ。

    -P "profile_name"

    プロファイルマネージャを迂回して、profile_name と名前の付いたプロファイルでアプリケーションを立ち上げます。複数のプロファイルを使い分ける際に便利です。profile_name は大文字・小文字を区別します。ご注意ください。

    firefox -P "Joel User"
    

    -profile "/path/to/profile"

    指定されたパスにあるプロファイルで起動します。FirefoxThunderbirdSeaMonkey2.x のみ。

    -no-remote

    ひとつのアプリケーションを同時に複数起動できるようにします。(MOZ_NO_REMOTE=1 だけをサポートする SeaMonkey1.x は除く。)

    firefox -no-remote -P "Another Profile"
    

    -migration

    設定移行ウィザードで起動します。(SeaMonkey1.x は除く。)

    -installer

    Netscape 4.x からの移行画面を起動します。SeaMonkey1.x のみ。

    -resetPref preference

    指定された preference (カンマ区切り) をデフォルト値に戻します。SeaMonkey1.x のみ。

    seamonkey -resetPref browser.startup.homepage
    

    -override /path/to/override.ini

    指定した override.ini ファイルを読み込んで application.ini (browser/app/application.ini) をオーバーライドします。これは、以下のような override.ini を読み込ませることで、起動時の設定移行ウィザードを表示させないようにするのに利用できます。Firefox のみ。

    [XRE]
    EnableProfileMigrator=0
    

    ブラウザ

    -browser

    ブラウザコンポーネントを起動します。FirefoxSeaMonkey のみ。

    -url URL

    URL をユーザ設定に応じて新しいタブまたはウィンドウで開きます。-url は省略可。FirefoxSeaMonkey のみ。注意:複数の URL を開く場合、Firefox は常に新しいウィンドウに開きます。

    firefox www.mozilla.com
    

    -private

    ユーザ設定に関わらなく、Firefox をプライベートウィンドウモードで開きます。Firefox 3.6 以降のみ。

    -new-tab URL

    URL を新しいタブで開きます。FirefoxSeaMonkey2.x のみ。

    -new-window URL

    URL を新しいウィンドウで開きます。FirefoxSeaMonkey2.x のみ。

    -search term

    term を既定の検索エンジンで検索します。FirefoxSeaMonkey2.x のみ。

    -preferences

    オプション/環境設定ウィンドウを開きます。Firefox のみ。

    -setDefaultBrowser

    アプリケーションを既定のブラウザに設定します。Firefox のみ。

    メール/ニュース

    -mail

    メールクライアントを起動します。ThunderbirdSeaMonkey のみ。

    -mail mailto_URL

    与えられた mailto_URL に対してメッセージ作成ウィンドウを起動します。ThunderbirdSeaMonkey のみ。

    thunderbird -mail mailto:me@isp.net?subject=hi
    

    -news news_URL

    ニュースクライアントを起動します。オプションである news_URL が与えられた場合、その指定されたニュースグループを開きます。Thunderbird のみ。

    thunderbird -news news://server/group
    

    -compose message_options

    メール作成画面を起動します。構文規則 を参照してください。ThunderbirdSeaMonkey のみ。

    thunderbird -compose "to=foo@nowhere.net"
    

    -addressbook

    アドレス帳を起動します。ThunderbirdSeaMonkey のみ。

    -options

    オプション/環境設定ウィンドウを開きます。Thunderbird のみ。

    -offline

    オフラインモードで起動します。ThunderbirdSeaMonkey のみ。

    -setDefaultMail

    アプリケーションを既定のメールクライアントに設定します。Thunderbird のみ。

    カレンダー

    -calendar

    カレンダークライアントを起動します。Sunbird のみ。

    -subscribe URL or -url URL

    与えられた URL を購読します。Sunbird のみ。

    -showdate date

    与えられた date のスケジュールを表示します。Sunbird のみ。

    sunbird -showdate 08/04/2008
    

    その他のコンポーネント

    -editor URL または -edit URL

    与えられた URL に対して、エディタ (Composer) を起動します (URL はオプションです)。SeaMonkey のみ。

    seamonkey -edit www.mozilla.org
    

    -jsconsole

    エラーコンソール を起動します。

    -inspector URL

    DOM Inspector がインストールされている場合、DOM Inspector を起動し、与えられた URL を検査します (URL はオプションです)。

    -venkman

    JavaScript デバッガ Venkman がインストールされている場合、Venkman を起動します。

    -chat

    IRC クライアント ChatZilla がインストールされている場合、ChatZilla を起動します。

    XULRunner

    -app path/to/application.ini

    path/to にある XULRunner アプリケーションを新しいプロセスで起動します。バージョン 3 以上の Firefox のみ。

    クローム

    -chrome chrome_URL

    指定されたクロームを読み込みます。

    firefox -chrome chrome://inspector/content
    

    -register chrome_URL

    指定されたクロームを登録します。ただしアプリケーションは起動されません。

    アドオン

    Gecko 1.9.2 note
    -install-global-extension と -install-global-theme は Gecko 1.9.2 以降で削除されました。

    -install-global-extension /path/to/extension

    アプリケーションディレクトリに拡張機能をインストールします。パラメータは拡張機能へのパスになります。コンピュータの管理者権限が必要です。(SeaMonkey1.x は除きますが、拡張機能によっては実行時オプションを持つ場合があります。)

    -install-global-theme /path/to/theme

    上と同様に、テーマをインストールします。コンピュータの管理者権限が必要です。(SeaMonkey1.x は除きますが、拡張機能によっては実行時オプションを持つ場合があります。)

    Firefox 2.0.0.7 以降、コマンドライン引数 -install-global-extension および -install-global-theme は、ローカルディスクまたはマップ済みドライブ上にあるアドオンのインストールに限って利用できます。今後、ネットワーク共有ディレクトリからのインストールはサポートされません。

    -safe-mode

    今回の起動に限って、すべての拡張機能を無効化した状態でアプリケーションを起動します(拡張機能は読み込まれませんが、拡張機能マネージャのデータソースで恒久的に無効にされるわけではありません)。(SeaMonkey1.x は除く。)

    ロケール

    -UILocale locale

    UI ロケールとして locale リソースを使って起動します。

    firefox -UILocale en-US
    

    -contentLocale locale

    コンテントロケールとして locale リソースを使って起動します。

    firefox -contentLocale en-US
    

    起動

    -turbo

    Quick Launch (高速起動) モードでアプリケーションを開きます。SeaMonkey1.x のみ。

    -nosplash または -quiet

    スプラッシュスクリーンを消します。スプラッシュスクリーンを表示するには、-splash コマンドを使用してください。システムによっては、デフォルトでスプラッシュスクリーンが無効にされているものもあることにご注意ください。SeaMonkey1.x のみ。

    リモートコントロール

    -remote remote_command

    すでに作動しているアプリケーションプロセス内で remote_command を実行します (リモートコントロール を参照してください)。注意:SeaMonkey1.x の Unix/Linux のみ。

    firefox -remote "openURL(www.mozilla.org, new-tab)"
    

    その他

    -silent

     デフォルトウィンドウを開きません。特定のウィンドウを開くコマンドライン引数と一緒に使うときに役に立ちますが、すでにデフォルトウィンドウが開いている場合は無効です。FirefoxThunderbird3.xSeaMonkey2.x のみ。

    -console

    デバッグコンソールとともにアプリケーションを起動します。Windows のみ。

    -h または -help または -?

    利用できる全てのコマンドラインオプションの一覧を表示します。Windows ではデバッグビルドのみでしかこのオプションを利用できません。ご注意ください (バグ 355889)。このオプションはコマンドラインでのみ利用可能です。

    -v または -version

    アプリケーションのバージョンを表示します。Windows では、デバッグビルドでしかこのオプションは作動しません。ご注意ください (バグ 355889)。

    -osint

    アプリケーションに OS のシェルから起動されたことを通知します。これはアプリケーションを起動するときに、呼び出し側が OS のシェルが提供するすべての機能を提供するときを除いて指定されるべきではありません。(バグ 384384).

    -requestPending

    アプリケーションにコマンドライン指定されたものと同じ URL を開く Windows DDE リクエストが存在することを通知します。これはアプリケーションを起動するときに、呼び出し側が OS のシェルが提供するすべての機能を提供するときを除いて指定されるべきではありません。(バグ 354005).

    文書化が必要な他のオプション

    • -print-xpcom-dir
    • -print-xpcom-dirlist
    • -kill
    • -killAll
    • -f
    • -ftimeout
    • -fwait
    • -unsetDefaultMail
    • -foreground
    • GTK オプション
    • X11 オプション

    構文規則

    • 空白の入っているパラメータをコマンドに使用する場合は、引用符で囲ってください。例: "Joel User"
    • コマンドアクションでは、大文字・小文字は関係ありません。
    • プロファイル名以外のコマンドパラメータでは、大文字・小文字は関係ありません。
    • 空白 ( ) はコマンドとパラメータとを切り離します。
    • 各メッセージオプションは、フィールド= のように構文の後に続きます。例えば:
    • 複数のメッセージオプションは、例えば "to=foo@nowhere.net,subject=cool page" のように、カンマ (,) で切り離します。カンマの前後に空白 ( ) を入れてはいけません。ひとつの欄に複数の値を割り当てるには、"to='foo@nowhere.net,foo@foo.de',subject=cool page" のように引用符 (') でくくってください。

    参考資料

    Original Document Information

    • Author(s): Ben Goodger, Steffen Wilberg, Seth Spitzer, Daniel Wang
    • Copyright Information: Portions of this content are © 1998–2007 by individual mozilla.org contributors; content available under a Creative Commons license | Details.

    ドキュメントのタグと貢献者

    Contributors to this page: Level, Kohei, ethertank, Marsf
    最終更新者: ethertank,