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Mozilla 製品の集中管理 - 基本編

Firefox や Thunderbird などの Mozilla アプリケーションには、設定項目を集中管理する機能が備わっています。この機能は Netscape Communicator から引き継がれたものです。今のところ、Netscape Mission Control Desktop (MCD) のような管理者向けツールはありませんが、Mozilla アプリケーションの設定項目に詳しい方であれば、いくつかのテキストファイルを用意するだけで、簡単にこの機能を利用できます。

準備

以下は Firefox の例で説明しますが、Thunderbird でも同様です。

クライアントサイド

autoconfig.cfgautoconfig.js という 2 つのプレーンテキストファイルをアプリケーションディレクトリ以下に追加します。ここでは Windows での標準的なパスを想定しますが、必要に応じて読み替えてください。

C:\Program Files\Mozilla Firefox\autoconfig.cfg

中身は空白にします。

C:\Program Files\Mozilla Firefox\defaults\pref\autoconfig.js

以下の 3 つの設定項目を記述します。

// サーバ上に置く jsc ファイルの URL (適宜変更してください)
pref("autoadmin.global_config_url", "http://myserver/mozilla/firefox/autoconfig.jsc");

// ローカルに置く cfg ファイルのファイル名
pref("general.config.filename", "autoconfig.cfg");

// 上記ファイル名の拡張子を除いた名前
pref("general.config.vendor", "autoconfig");

サーバサイド

サーバ上に以下の 2 つのファイルを置きます。

http://myserver/mozilla/firefox/.htaccess

これは jsc ファイルの適切な MIME タイプを設定するものです。不明な場合はサーバ管理者に問い合わせてください。

AddType application/x-javascript-config jsc

http://myserver/mozilla/firefox/autoconfig.jsc

これが、実際に設定を記述するファイルです。ファイルの拡張子は js ではなく jsc とします。

// クライアントの js ファイルと同じ内容をここにも記述します。
// ただし、lockPref によって設定項目をロックしていることに注意してください。
lockPref("autoadmin.global_config_url", "http://myserver/mozilla/firefox/autoconfig.jsc");
lockPref("general.config.filename", "autoconfig.cfg");
lockPref("general.config.vendor", "autoconfig");

// 以下、任意の設定項目を追加していきます。
// 例えば以下の行ではアドオンのインストールを無効化しています。
lockPref("xpinstall.enabled", false);
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使い方

準備が終わったら、クライアント側でアプリケーションを起動すれば、サーバから自動的に設定項目が読み込まれ、適用されます。

関連記事

jsc ファイルでは、特定の設定項目をロックするだけでなく、環境変数の取得と条件分岐、規定値の設定、LDAP サポート (Thunderbird のみ) など、他にもいくつかの機能を利用できます。詳細は以下の記事を参照してください。

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 このページの貢献者: dynamis, Kohei
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