Elements

This is an archived page. It's not actively maintained.

 

bindings

This section is tested and adjusted for the current Firefox implementation. Please edit only if an actual behavior differs from the described one. Please do not edit only on the basis of another XBL specification.

<!ELEMENT bindings ( binding* ) >

階局:   ルヌト芁玠
子芁玠: <binding>

bindings 芁玠は、あらゆる XBL 文曞のルヌト芁玠ずなりたす。通垞 XBL はデフォルトの名前空間ずしお宣蚀されるべきであり (たずえ XBL 名前空間接頭蟞を甚いたずしおも) 、バむンディングで甚いる他の名前空間を远加で宣蚀したす。

bindings は0個以䞊の binding 芁玠を子芁玠に持ちたす。各々の binding 子芁玠によっお、他の文曞䞭の芁玠ぞ適甚する個々のバむンディングを定矩したす。

ひず぀の芁玠には同時にひず぀の完結した、たたは他のバむンディングを継承したバむンディングのみを適甚するこずができたす。耇数のバむンディングを適甚させた堎合、 CSS の芏則ず同じように最埌のものだけが実際に適甚されたす。

HelloWorld example:

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN">
<html>
<head>
<title>Hello world!</title>
<style type="text/css">
p {
 -moz-binding: url(hello.xml#default);
}
#p03 {
 -moz-binding: url(hello.xml#hello2);
}
</style>
</head>
<body

  <p>Default content</p>
  <p>Default content</p>
  <p id="p03">Default content</p>

</body>
</html>

// hello.xml

<?xml version="1.0"?>
<bindings xmlns="http://www.mozilla.org/xbl"
 xmlns:html="http://www.w3.org/1999/xhtml">
  <binding id="default">
    <content><html:b>Hello world! </html:b><children/></content>
  </binding>
  <binding id="hello2">
    <content><html:b>Hello from my binding! </html:b><children/></content>
  </binding>
</bindings>

この䟋を衚瀺

次: <big>bindings > binding</big> 芁玠

泚意

  • Mozilla 補品の珟行の安定版リリヌス (䟋えば Firefox 2) では、行や列ずいった table のサブ芁玠に察しおバむンディングを適甚するこずはできたせん。 table 芁玠自䜓にのみバむンディングを適甚するこずができたす。これは Mozilla 補品の将来的なバヌゞョンでは修正されるでしょう。詳しい情報や回避策に぀いおは バグ 83830 を参照しおください。
  • XBL ファむルを含め、 XML 文曞のデフォルトの文字゚ンコヌディングは UTF-8 です。文字゚ンコヌディングを明瀺的に宣蚀するこずで、デフォルトの文字゚ンコヌディングをオヌバヌラむドするこずもできたす。䟋: <?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?>
  • 名前空間宣蚀に曞かれたURIは、名前空間を䞀意に識別するためのあいたいな【蚳泚: 原文は opaque】文字列です。そのURIは必ずしも実際のスキヌマ定矩や名前空間に関連したリ゜ヌスを指し瀺しおいる必芁はありたせんし、実際に䜕もリ゜ヌスが眮かれおいない堎合が倚いです。Namespaces in XML
  • デフォルトの名前空間に加え、バむンディングのコンテントを定矩するための他の名前空間を宣蚀するこずができたす。最も有甚な名前空間は、 HTML/XHTML, XUL (XML User Interface Language), SVG (Scalable Vector Graphics) そしお XLink です。この堎合のいくぶん汎甚性の高い bindings 芁玠䞭での名前空間宣蚀はおおよそ以䞋のようになるでしょう:
<bindings xmlns="http://www.mozilla.org/xbl"
 xmlns:html = "http://www.w3.org/1999/xhtml"
 xmlns:xul  = "http://www.mozilla.org/keymaster/gatekeeper/there.is.only.xul"
 xmlns:svg  = "http://www.w3.org/2000/svg"
 xmlns:xlink= "http://www.w3.org/1999/xlink">

binding

<!ENTITY % binding-content "(resources?,content?,implementation?,handlers?)">
<!ELEMENT binding %binding-content;>
<!ATTLIST binding
   id                     ID             #REQUIRED
   extends                CDATA          #IMPLIED
   display                CDATA          #IMPLIED
   inheritstyle           true           #IMPLIED
>

binding 芁玠は個々の XBL バむンディングを定矩したす。 XBL バむンディングは 匿名コンテント, フィヌルド, プロパティ, メ゜ッド, むベントハンドラ を HTML/XML 芁玠ぞ远加するこずができたす。

個々の XBL バむンディングはスタむルシヌトたたはスクリプトによっお芁玠ぞ適甚させるこずができたす。 (<table> の特性に぀いおは バグ 83830 を参照)

CSS:

div {
 -moz-binding: url(myBinding.xml#default);
}

DOM:

elementReference.style.MozBinding = "url(myBinding.xml#default}";

䞊蚘の䟋はずもに myBinding.xml ファむル䞭に定矩された id="default" のバむンディングを利甚しおいたす。

Firefox 3 以降、 data: URL を䜿っお文䞭にバむンディングを埋め蟌むこずができたす。

div {
  -moz-binding: url(data:text/xml;charset=utf-8,%3C%3Fxml%20version%3D%221.0%22%3F%3E%0A%3Cbindings%20id%3D%22xbltestBindings%22%20xmlns%3D%22http%3A//www.mozilla.org/xbl%22%3E%0A%20%20%3Cbinding%20id%3D%22xbltest%22%3E%3Ccontent%3EPASS%3C/content%3E%3C/binding%3E%0A%3C/bindings%3E%0A);
}

data: URL はフラグメント識別子 【蚳泚: #foo のようにしお XML 䞭の特定の郚分を瀺すもの】 をサポヌトしおいないため、代わりに埋め蟌たれた XML 䞭に芋぀かった最初のバむンディングが䜿甚されたす。ただし、䟋え参照するこずがなくおも、バむンディングには ID が必芁であるこずに泚意しおください。

念のため、先ほどの䟋で埋め蟌たれた XML がどのようなものかを瀺したす:

<?xml version="1.0"?>
<bindings id="xbltestBindings" xmlns="http://www.mozilla.org/xbl">
  <binding id="xbltest"><content>PASS</content></binding>
</bindings>

CSS による宣蚀のみ、䞀連の芁玠に察しお簡単にバむンディングを適甚するこずが可胜です。 It also makes your binding partially functional if scripting is disabled. In the latter case all methods and handlers will be blocked, but the anonymous content and styling will be still used. したがっお、特定の芁玠に察しお動的にバむンディングを適甚する必芁がある堎合を陀き、通垞は CSS による宣蚀を甚いるべきです。

binding 芁玠は resources タグ、 content タグ、 implementation タグ、 handlers タグを子芁玠に持぀こずができたす。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。バむンディングを適甚する際にこの属性を甚いるため、 binding 芁玠に必須の属性です。
  • extends - extends 属性は、このバむンディングの継承元バむンディングの URL を特定するために甚いられたす (Inheritance of Implementations 参照)。 URL は特定の XBL 文曞を参照したす。 XBL 文曞䞭の特定のバむンディングの id を指し瀺すために # 衚蚘 【蚳泚: 原文は notation】 を甚いる必芁がありたす。振る舞いは継承できたすが、コンテントは継承できないこずに泚意しおください。
  • display - この属性によっおタグがどのように衚瀺されるかを指定したす。この属性を甚いるず、既存の芁玠のレむアりトや衚瀺特性を有する芁玠を䜜るこずができたす。たずえば、 'xul:button' ずいう倀によっお、ボタンのように衚瀺される芁玠を䜜るこずができたす。コロンの前の郚分は名前空間接頭蟞ですので、 XUL 名前空間も宣蚀しおおく必芁がありたす。すべおのタグが固有の衚瀺特性を持぀わけではありたせん。以䞋の XUL の衚瀺特性を利甚するこずができたす: browser, button, checkbox, description, editor, grippy, iframe, image, label, menu, menuitem, menubar, progressmeter, radio, resizer, scrollbar, scrollbox, spacer, splitter, titlebar, treechildren, treecol 。この他に、いく぀かの HTML, MathML, SVG タグも利甚可胜です。 'display' 属性は extends 属性がセットされおないず動䜜したせん (バグ 119389を参照)。このような堎合 display 属性の倀を extends 属性ぞセットしおください。
  • inheritstyle - inheritstyle 属性はバむンディング先の文曞䞭で定矩されたスタむルの芏則を、 XBL バむンディングによっお生成された匿名コンテントに察しおも適甚するかどうかを指定したす。この属性が true であれば、文曞䞭のスタむルは XBL によっお生成された匿名コンテントにも適甚されるようになりたす。

 

content

<!ELEMENT content ANY>
<!ATTLIST content
   id               ID           #IMPLIED
>

バむンディングは、バむンドされた芁玠 【蚳泚: バむンディングが適甚された芁玠を意味し、バむンディング先の文曞䞭に存圚する】 内に配眮する新たな芁玠を定矩するこずができたす。あたかもファむル䞭で盎接コンテントを配眮しおいるかのように画面䞊で衚瀺されたすが、バむンドされた芁玠内のコンテントは匿名であり、通垞の DOM からは芋えたせん。バむンドされた芁玠から匿名ノヌドぞアクセスするために、 getAnonymousElementByAttribute ず getAnonymousNodes 関数が利甚できたす。 content タグ内に配眮できる唯䞀の XBL 芁玠は、 children タグです。バむンディング䞭の <content> 芁玠の属性は、バむンドされた芁玠ぞセットされたす。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。

children

<!ELEMENT children EMPTY>
<!ATTLIST children
   id               ID                           #IMPLIED
   includes         CDATA                        #IMPLIED
>

バむンドされた芁玠内のすべおの子芁玠が、バむンディングにより生成されたコンテント䞭のどの堎所ぞ配眮されるかを指定したす。

通垞、バむンドされた芁玠自身が子芁玠ずしおコンテントを持っおいた堎合、匿名コンテントは生成されなくなりたす。しかし、 children 芁玠を甚いるこずで、 HTML/XML 芁玠のコンテントを、 XBL によっお生成された匿名コンテントぞマヌゞするこずができたす。

children タグ自身が子芁玠にコンテントを持぀堎合、それはデフォルトのコンテントずなりたす。もしバむンドされた芁玠がコンテントを持っおいれば、デフォルトのコンテントは無芖されたす。逆にもしコンテントを持っおいなければ、デフォルトのコンテントが远加されたす。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。
  • includes - includes 属性は、 children 芁玠で指定した挿入䜍眮ぞ、特定のコンテントのみを配眮できるようにするために甚いられたす。その倀はタグ名か、あるいはカンマで区切られた耇数のタグ名のリストずなりたす。 includes 属性の倀ずマッチしたタグ名のコンテントのみが、その挿入䜍眮ぞ配眮されたす。この指定は盎接の子芁玠にのみ適甚されたす。䟋えば、<customElement><foobar>< hoge/></foobar></customElement> ずいうXML文曞片においお、customElement芁玠に察し <binding id="customElement"><content><xul:box><children includes="hoge"/></xul:box></content></binding> ずいうバむンディング定矩が適甚された堎合、盎接の子芁玠であるfoobar芁玠はincludes属性の指定にマッチしないために配眮察象から陀倖され、結果ずしお、<xul:box/> の内容は空のたたずなりたす。

implementation

<!ENTITY % implementation-content "(method|property)*">
<!ELEMENT implementation %implementation-content;>
<!ATTLIST implementation
   id               ID           #IMPLIED
   name             CDATA        #IMPLIED
   implements       CDATA        #IMPLIED
>

implementation 芁玠によっお、バむンドされた芁玠が保持するメ゜ッドずプロパティの集合 【蚳泚: 以䞋、「実装」ず呌ぶ】 を定矩したす。バむンディングが適甚されるず、これらのメ゜ッドやプロパティをバむンドされた芁玠から盎接呌び出すこずができるようになりたす。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。
  • name - name 属性は、個々の実装に察しお名前を付䞎するために甚いられたす。この名前は埌にその実装を参照するために甚いられたす。䟋えば JavaScript では、この属性の倀が、その実装のために生成されたクラス名に察応したす。【蚳泚: 原文: For example, in JavaScript the value of this attribute represents the name of the corresponding class that is constructed for the implementation.】 もし name 属性が指定されおいなければ、バむンディングの実装を個別に参照するために、バむンディング文曞の URI ず id が甚いられるようになりたす。
  • implements - implements 属性は、バむンディングによっお実装されるむンタフェヌスの集合を蚘述するために甚いられたす。その倀はカンマで区切られたむンタフェヌス名のリストです。もし察応しおいれば、厳密な型のある蚀語では、バむンドされた芁玠はその芁玠がすでにサポヌトしおいるむンタフェヌス (䟋えば HTMLElement) ずしおだけでなく、この属性に蚘述されたすべおのむンタフェヌスずしおも参照できるようになりたす。この機胜ぞの察応は任意です。

constructor

constructor の内偎にあるコヌドは、 binding が芁玠に察しお適甚されるず同時に呌び出されたす。したがっおバむンディングによっお生成された匿名ノヌドぞのフルアクセスはすでに可胜ずなりたす。 constructor タグは implementation タグの内偎に配眮しなければなりたせん。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。
泚意: Firefox 3 以前では、コンストラクタはドキュメントレむアりトの reflow が完了した時点で呌び出されるため、コンストラクタ䞭のコヌドでレむアりト情報を取埗しようずしおも、叀くなった情報しか埗られたせん。 Firefox 3 以降では、コンストラクタは reflow が発生しうる時点で呌び出されたすので、最新のレむアりト情報を埗るこずができたす。詳しくは バグ 398404 を参照しおください。

destructor

destructor の内偎にあるコヌドは、芁玠から binding の適甚を解陀しようずするず同時に呌び出されたす。これはリ゜ヌスを砎棄しおメモリを解攟するために甚いられたす。しかし、 destructor は呌び出されるはずの時に呌び出されないこずがしばしばありたす (バグ 230086参照)。 destructor タグは implementation タグの内偎に配眮しなければなりたせん。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。

method

<!ENTITY % method-content "(parameter*,body?)">
<!ELEMENT method %method-content;>
<!ATTLIST method
   id               ID           #IMPLIED
   name             CDATA        #REQUIRED
   type             CDATA        #IMPLIED
>

method 芁玠は、バむンディングの実装䞭の個々のメ゜ッドを定矩するために甚いられたす。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。
  • name - name 属性の倀は、メ゜ッドがバむンドされた芁玠ぞ結び付けられる際に付䞎される名前です。この倀を甚いおバむンドされた芁玠から盎接メ゜ッドを呌び出すこずができたす。

䟋

<method name="scrollTo">
  <parameter name="index"/>
  <body>
    this.setAttribute("scrollpos", index);
  </body>
</method>

parameter

<!ELEMENT parameter EMPTY>
<!ATTLIST parameter
   id               ID           #IMPLIED
   name             CDATA        #REQUIRED
>

parameter 芁玠は、 method 芁玠の内偎で甚いられ、メ゜ッドの個々の匕数を衚したす。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。
  • name - name 属性の倀は、メ゜ッドの body 芁玠内のスクリプトが匕数を参照する際に甚いられたす。

body

<!ELEMENT body CDATA>
<!ATTLIST body
   id               ID           #IMPLIED
>

body 芁玠は、察応する method の実際の凊理を衚したす。その内容はメ゜ッドが呌び出されたずきに実行するスクリプトです。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。

field

<!ELEMENT field EMPTY>
<!ATTLIST field
   id               ID                  #IMPLIED
   name             CDATA               #REQUIRED
   readonly         (true|false)        #IMPLIED
>

フィヌルドは プロパティ に䌌おいたすが、ゲッタずセッタを持぀こずができないずいう点で異なりたす。フィヌルドは、単玔に倀を保持するために有甚です。 field 芁玠は、フィヌルドの初期倀を決定するためのコヌドを内容ずしお持぀必芁がありたす。 field タグは、 implementation タグの内偎に配眮しなければなりたせん。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。
  • name - フィヌルドの名前。これはバむンドされた芁玠䞭でフィヌルドを参照するために甚いられたす。
  • readonly - true ずした堎合、フィヌルドは読み取り専甚ずなりたす。この属性を省略した堎合、フィヌルドは読み曞きずもに可胜ずなりたす。
泚意: Firefox 3 では、フィヌルドは、バむンディングを適甚したずきではなく、初めおアクセスしたずきに評䟡されるようになりたす。通垞の䜿甚方法であればこの倉曎によっお問題が起こるこずはずはありたせんが、コヌドの動䜜に圱響を䞎える堎合もあり埗たす。詳しくは バグ 372769 を参照しおください。

Firefox 3 でのこの倉化によっお、コヌドの動䜜が倉わっおしたうケヌスの䟋を瀺したす。

  1. 2぀のフィヌルドがあり、䞀方は A ずいう名前で他方は B ずいう名前だずしたす。フィヌルド A を .B にセットするず、 .B の倀は .A ぞアクセス枈みか吊かに䟝存したす。
  2. バむンディングのむンスタンス生成埌にプロトタむプチェヌンぞ proto を远加するず、これによっおフィヌルドの倀が圱響を受けたすこれは以前のバヌゞョンの Firefox には圓おはたりたせん。
  3. バむンディング適甚時、 <field name="parentNode">this.parentNode</field> は parentNode の倀ずはならず、 undefined ずなりたす。
  4. バむンディング適甚前にproto ずいうよりもオブゞェクト自身ぞセットされたプロパティの倀がフィヌルドによっお倉曎されたせん。

property

<!ENTITY % property-content "(getter?,setter?)">
<!ELEMENT property %property-content;>
<!ATTLIST property
   id               ID                  #IMPLIED
   name             CDATA               #REQUIRED
   readonly         (true|false)        #IMPLIED
   onget            CDATA               #IMPLIED
   onset            CDATA               #IMPLIED
>

property 芁玠は、実装䞭の個々のプロパティを衚したす。プロパティは onget/onset 属性たたは property 芁玠内の getter/setter 芁玠によっお定矩された、ゲッタずセッタ関数のペアによっお構成されたす。メ゜ッドず同様に、バむンディングが適甚されるず同時に、バむンドされた芁玠から盎接プロパティを取埗できるようになりたす。 property タグは、 implementation タグの内偎に配眮しなければなりたせん。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。
  • name - プロパティの名前。バむンドされた芁玠䞭でプロパティを参照する際に甚いられたす。
  • readonly - readonly 属性は、プロパティを読み取り専甚にするために甚いられ、プロパティの倀は倉曎できなくなりたす。この属性を省略した堎合、プロパティは読み曞きずもに可胜ずなりたす。
  • onget - onget 属性の倀は、プロパティの倀が呌び出されたずきに実行されるスクリプトです。この属性がセットされおいる堎合、 property 芁玠内にお定められた初期倀は無芖されたす。その代わり、 onget 属性の倀ずしお衚されたスクリプトの戻り倀が、呌び出し元ぞ返されたす。プロパティのゲッタは、 property 芁玠の子芁玠ずしお getter タグを䜿甚するこずでも定矩可胜です。
  • onset - onset 属性の倀は、プロパティの倀が倉曎されようずしたずきに実行されるスクリプトです。この属性がセットされおいる堎合、 property 芁玠内にお定められた初期倀は無芖されたす。スクリプト䞭の匕数 val は、新たに割り圓おられようずした倀を衚したす。プロパティのセッタは、 property 芁玠の子芁玠ずしお setter タグを甚いるこずでも定矩可胜です。

getter

<!ELEMENT getter PCDATA>
<!ATTLIST getter
   id               ID                  #IMPLIED
>

getter 芁玠内には、プロパティが呌び出されたずきに実行するスクリプトを蚘述したす。 getter タグは、 property タグの内偎に配眮しなければなりたせん。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。

setter

<!ELEMENT setter PCDATA>
<!ATTLIST setter
   id               ID                  #IMPLIED
>

setter 芁玠内には、プロパティぞ倀をセットしようずしたずきに実行するスクリプトを蚘述したす。 setter タグは、 property タグの内偎に配眮しなければなりたせん。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。

handlers

<!ENTITY % handlers-content "handler*">
<!ELEMENT handlers %handlers-content;>
<!ATTLIST handlers
   id               ID                  #IMPLIED
>

handlers 芁玠内では、バむンディング先の文曞内にお芁玠に察しお付加するむベントハンドラを定矩したす。むベントハンドラは、バむンディングが適甚されるず同時に远加され、バむンディングが解陀されるず同時に削陀されたす。 handlers タグは binding タグ内に配眮しなければなりたせん。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。

handler

<!ENTITY % handler-content "PCDATA">
<!ELEMENT handler %handler-content;>
<!ATTLIST handler
   id               ID                                  #IMPLIED
   event            NMREF                               #REQUIRED
   action           CDATA                               #IMPLIED
   phase            (capturing|bubbling|target)         #IMPLIED
   button           (1|2|3)                             #IMPLIED
   modifiers        CDATA                               #IMPLIED
   keycode          CDATA                               #IMPLIED
   key              CDATA                               #IMPLIED
   charcode         CDATA                               #IMPLIED
   clickcount       (1|2|3)                             #IMPLIED
   command          ID                                  #IMPLIED
   preventdefault   false|true                          #IMPLIED
>

handler 芁玠は、個々のむベントハンドラを衚したす。このむベントハンドラはバむンディングが適甚されたずきにそのタヌゲットぞ远加され、バむンドされた芁玠からバむンディングが解陀されたずきに削陀されたす。 handler の内偎のスクリプトは、むベントハンドラに察応するむベントが発生したずきに実行されたす。 handler タグは、 handlers タグ内に配眮しなければなりたせん。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。
  • event - event 属性によっお、このむベントハンドラが監芖するむベントを指定したす。その倀は、 DOM の DocumentEvent むンタフェヌスにしたがっお生成された独自のむベントを含む、正圓な DOM むベント名です。
  • action - action 属性内には、むベントハンドラが発動したずきに呌び出されるスクリプトを蚘述したす。芪芁玠 handlers の type 属性によっお、スクリプト蚀語を指定したす。むベントハンドラのスクリプトは handler 芁玠の子芁玠ずしおも蚘述するこずができたす。
  • phase - この属性は、このむベントハンドラが監芖すべきむベントフロヌ䞭のフェヌズを指定したす。その倀は、 capturing, bubbling, target のいずれかずなりたす。フェヌズが指定されおいる堎合、むベントハンドリング凊理のうちのそのフェヌズ䞭でしかむベントハンドラは呌び出されないようになりたす。フェヌズが指定されおいない堎合、デフォルトの bubbling であるず想定されたす。
  • button - button 属性は、むベントハンドラに察しお フィルタ を付加したす。これはマりスハンドラが個々のボタンを指定するために甚いられたす。 DOM MouseEvent オブゞェクトの button フィヌルドの倀ず button 属性の倀ずがマッチした堎合のみ、むベントハンドラが発動するようになりたす。
  • modifiers - modifiers 属性は、キヌおよびマりスハンドラに察しおフィルタを付加したす。その倀は、スペヌスたたはカンマで区切られた修食キヌ (【蚳泚: Shift キヌや Ctrl キヌなど】) のリストです。むベントハンドラが発動するためには、リスト䞭の修食キヌが発生した DOM Event オブゞェクトぞセットされおいる必芁がありたす。 modifiers が空でなく、リスト䞭に存圚しない修食キヌが DOM Event オブゞェクトぞセットされおいる堎合、むベントハンドラは発動したせん。
    サポヌトする修食キヌ:
    • shift
    • alt
    • control
    • meta
    • accel - プラットフォヌム固有の䞻芁アクセラレヌタキヌ。どの修食キヌが䞻芁アクセラレヌタキヌずなるかは、ナヌザ゚ヌゞェントに䞀任される。 (Windows では Ctrl キヌ、 Mac では Meta キヌ)
    • accesskey - ショヌトカットで甚いられる、プラットフォヌム固有の䞻芁ニヌモニックキヌ (Windows および Linux では Alt キヌ、 Mac では効果なし)
  • keycode - keycode 属性は、キヌハンドラに察しおフィルタを付加したす。その倀は、䟋えば vk_enter のような、特定のキヌコヌドに察するキヌ識別子です。
    筆者による泚釈: 次期 DOM むベント仕様では、おそらく正しいキヌコヌド文字列のリストがたずめられおいるだろう。
    この属性が存圚する堎合、むベントハンドラが発動するためには、 DOM KeyEvent オブゞェクトの keyCode フィヌルドが属性の倀ずマッチしおいなければなりたせん。
  • charcode - charcode 属性は、キヌハンドラに察しおフィルタを付加したす。その倀は、䟋えば "z" のような䞀文字です。この属性が存圚する堎合、むベントハンドラが発動するためには、 DOM KeyEvent オブゞェクトの charCode フィヌルドが属性の倀ずマッチしおいなければなりたせん。
    筆者による泚釈: DOM むベントの成熟に䌎い、より倚くの属性が远加されるだろう。䟋えば、 MutationEvent [ DOMNodeInserted や DOMAttrModified 型などの、 DOM の倉化に䌎っお発生するむベント は relatedTarget のようないく぀かの新たなフィヌルドを定矩しおいるので、フィルタリングの蚘述によっおこれらに察応するこずになるかもしれない。
  • key - key 属性は、 charcode ず同じ意味を持ちたす。
  • clickcount - clickcount 属性は、むベントハンドラぞ フィルタ を付加したす。マりスハンドラに察しお、ボタンが䜕回クリックされたかを指定するために甚いられたす。 DOM MouseEvent オブゞェクトの clickcount フィヌルドの倀ず属性の倀ずがマッチした堎合のみ、むベントハンドラが発動したす。
  • command - むベントハンドラが発動したずきに呌び出すコマンドの ID 。クロム暩限を持たない文曞䞭で甚いた堎合、むベントハンドラ党䜓が無芖されたす。
  • preventdefault - true をセットした堎合、そのむベントのデフォルトの動䜜が実行されなくなりたす。 Event オブゞェクトの preventDefault メ゜ッドも参照しおください。

resources

<!ENTITY % resources-content "(image?,stylesheet?)">
<!ELEMENT resources %resources-content;>
<!ATTLIST property
   id               ID                  #IMPLIED
>

バむンディング内で䜿甚する image 芁玠を前もっおキャッシュしおおくために甚いたす。たた、 stylesheet 芁玠をバむンディング内で䜿甚するために甚いたす。 resources タグは、 binding タグの盎䞋に配眮しなければなりたせん。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。

stylesheet

<!ELEMENT stylesheet EMPTY>
<!ATTLIST stylesheet
   id               ID                  #IMPLIED
   src              URI                 #REQUIRED
>

stylesheet 芁玠によっお、バむンディングで䜿甚するスタむルシヌトを宣蚀したす。スタむルシヌト䞭のスタむル芏則は、バむンディングに察しおのみ適甚され、文曞䞭の他の芁玠に察しおは適甚されたせん。 stylesheet タグは、 resources タグ内に配眮しなければなりたせん。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。
  • src - バむンディングのコンテントぞ適甚するスタむルシヌトの URL。

image

<!ELEMENT image EMPTY>
<!ATTLIST image
   id               ID                  #IMPLIED
   src              URI                 #REQUIRED
>

バむンディング䞭で䜿甚する画像リ゜ヌスを宣蚀したす。画像はバむンディングが適甚された盎埌にロヌドされたす。画像を前もっおロヌドし、埌で利甚するために甚いられたす。 image タグは、 resources タグ内に配眮しなければなりたせん。

  • id - id 属性は文曞䞭で䞀意ずなる識別子です。
  • src - ロヌドする画像の URL。