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    Firefox 20 サイト互換性情報

    Firefox 20 が にリリースされました。可能な限り互換性を維持しつつ開発されましたが、他のブラウザとの相互運用性や最新 Web 標準仕様への準拠のため、後方互換性に関わる変更も含まれます。そのような変更点をまとめましたので、サイトやアプリケーションの動作検証時にご活用ください。

    ここでは Web サイトの後方互換性に影響し得る変更のみ解説します。その他の新機能や変更点については以下のドキュメントをご覧ください。

    CSS

    CSS3 可変ボックスが初期設定で有効になりましたが、まだ Release チャンネルでは無効化されています

    Firefox 18 で実装された新しい 可変ボックス (flexbox) が、隠し設定を変更することなく利用可能になりました。-moz-box-flex など従来の接頭辞付き実装とは互換性がありませんので注意してください。

    開発者の皆さんは Aurora または Beta で flexbox を試せるようになりましたが、この機能は十分な品質が確保されるまで Release チャンネルでは引き続き無効化されます

    CSSRule.MOZ_KEYFRAME_RULE(S) 定数の接頭辞が外れました

    CSSRuleMOZ_KEYFRAME_RULEMOZ_KEYFRAMES_RULE 定数から MOZ_ 接頭辞が外れました。接頭辞付き定数も当面残されますが、今後は接頭辞なし定数を使用してください。

    DOM

    HTMLElement メンバーが継承チェーンのすべてに継承されなくなりました

    従来、リーフクラスのインタフェースプロトタイプオブジェクト上で継承チェーン (例: HTMLDivElementHTMLElementElementNodeEventTarget) 全体のすべてのメンバーを取得することが可能でしたが (例: HTMLDivElement.prototype === document.createElement("div").__proto)、今後 HTMLElement のメンバーは HTMLElement.prototype (=== HTMLDivElement.prototype.__proto__) だけにとどまります。

    少なくともひとつの人気ライブラリ (Optimizely) がこの誤った挙動に依存していることが分かりました。ライブラリ側で既に修正が行われていますので、Web サイトでこのライブラリを使っている場合は必ず最新版に更新してください。

    DomString を取るメソッドが null を空文字列の代わりに "null" として変換するようになりました

    DOMString 引数を取るメソッドに null を渡すと、空文字列の代わりに "null" という文字列に変換されるようになりました。例えば、element.setAttribute("foo", null) とした場合、<div foo=""> ではなく <div foo="null"> という出力になります。

    DOMParserparseFromStreamparseFromBuffer メソッド、XMLSerializerserializeToStream メソッドは廃止予定となり、コンテンツ上では使用できなくなりました。クローム=拡張機能のコードでは引き続き使用可能です。

    XHR マルチパート対応が廃止予定となりました

    XMLHttpRequestmultipart プロパティと multipart/x-mixed-replace レスポンスの対応が廃止予定となりました。これは Firefox 独自機能で標準化されることはありませんでした。そのため Firefox 22 で削除されます。サーバ送信イベントWeb Sockets、あるいは進捗イベントからの responseText 調査で代用してください。

    JavaScript

    for each...in ループが実質的に削除されました

    E4XFirefox 17 で廃止予定となり無効化されましたが、その一部として標準化された for each...in 文は後方互換性のため残されています。Firefox 20 では、<script type="text/javascript;version=1.6"> のように Web 開発者が JavaScript 1.6 以降を明示的に指定した場合を除いて使用できなくする変更が行われました。今後は ECMAScript 6 で標準化が進められている for...of 文による代用が推奨されます。

    SVG

    contentStyleType/contentScriptType プロパティが削除されました

    SVGSVGElementcontentScriptTypecontentStyleType プロパティの実装は、SVG2 での削除に伴い削除されました。

    ドキュメントのタグと貢献者

    Contributors to this page: omasanori, kohei.yoshino
    最終更新者: kohei.yoshino,