SourceBuffer.removeAsync()

非標準: この機能は標準化されていません。非標準の機能はブラウザーの対応が限られ、将来的に変更または削除される可能性があるため、本番環境での使用は推奨されません。ただし、標準の選択肢が存在しない特定のケースでは、有効な代替手段となる場合があります。

Experimental: これは実験的な機能です。
本番で使用する前にブラウザー互換性一覧表をチェックしてください。

removeAsync()SourceBuffer インターフェイスのメソッドで、特定の時間範囲内で見つかった SourceBuffer のメディアセグメントから非同期的に削除するプロセスを開始します。 指定された時間範囲のバッファーが削除されたときに履行される Promise が返されます。

このメソッドは、updatingfalse の場合にのみ呼び出すことができます。そうでない場合は、代わりに abort() を呼び出します。

構文

js
removeAsync(start, end)

引数

start

double 型で、時間範囲の始まりを秒単位で表します。

end

double 型で、時間範囲の終わりを秒単位で表します。

返値

Promise で、指定された時間範囲のバッファーが SourceBuffer から削除されると、履行ハンドラーが実行されます。

この例では、非同期関数 emptySourceBuffer() を定義します。これは指定された SourceBuffer の内容を単純にクリアします。

js
async function emptySourceBuffer(msBuffer) {
  await msBuffer.removeAsync(0, Infinity).catch((e) => {
    handleException(e);
  });
}

仕様書

この機能は、どの仕様にも属しません。標準化の予定もありません。

ブラウザーの互換性

関連情報