HTMLButtonElement: reportValidity() メソッド
Baseline Widely available
This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since December 2018.
reportValidity()
は HTMLButtonElement
インターフェイスのメソッドで、 checkValidity()
メソッドと同じ検証のチェック手順を実行します。値が無効であった場合、このメソッドはその要素に invalid
イベントを発行し、(そのイベントがキャンセルされなければ)ユーザーに問題を報告します。
構文
reportValidity()
引数
なし。
返値
要素を検証して問題がなければ true
を返し、それ以外の場合は false
を返します。
例
この突飛な例は、ボタンを不正なものにする方法を示しています。
HTML
いくつかのボタンだけを設置したフォームを作成します。
CSS
CSS を少し追加し、ボタンに :valid
および :invalid
スタイルを設定します。
JavaScript
この例のボタンに値、内容、検証メッセージの切り替え機能を設置します。
結果
ボタンは既定で有効です。[このボタン]を有効にすると、値やコンテンツを変更したり、独自のエラーメッセージを追加したりすることができます。[reportValidity()] ボタンを有効にすると、ボタンの有効性が確認され、独自のエラーメッセージがユーザーに報告され、メッセージによりボタンが制約検証を通らない場合は invalid
イベントが発生します。
仕様書
Specification |
---|
HTML # dom-cva-reportvalidity-dev |
ブラウザーの互換性
関連情報
HTMLButtonElement.checkValidity()
<button>
<form>
- 学習: クライアント側フォーム検証
- ガイド: 制約検証
- CSS の
:valid
および:invalid
擬似クラス