Core JavaScript 1.5 Reference:Global Objects:Number:NEGATIVE INFINITY
出典: MDC
目次 |
[編集] 概要
負の無限大を表す値。
| Number のプロパティ | |
| 実装されたバージョン | JavaScript 1.1, NES 2.0 |
| ECMA バージョン | ECMA-262 |
[編集] 詳細
Number.NEGATIVE_INFINITY の値は、グローバルオブジェクトの Infinity プロパティの負の値と同じ値です。
この値は数学的な無限大とは少々異なった振る舞いをします。:
- POSITIVE_INFINITY も含む、任意の正の値と NEGATIVE_INFINITY の積は NEGATIVE_INFINITY になります。
- NEGATIVE_INFINITY も含む、任意の負の値と NEGATIVE_INFINITY の積は POSITIVE_INFINITY になります。
- 零 と NEGATIVE_INFINITY の積 は NaN になります。
- NaN と NEGATIVE_INFINITY の積は NaN になります。
- NEGATIVE_INFINITY を NEGATIVE_INFINITY を除く、任意の負の値で割った商は POSITIVE_INFINITY になります。
- NEGATIVE_INFINITY を POSITIVE_INFINITY を除く、任意の正の値で割った商は NEGATIVE_INFINITY になります。
- NEGATIVE_INFINITY を NEGATIVE_INFINITY または POSITIVE_INFINITY のいずれかで割った商は NaN になります。
- 任意の数を NEGATIVE_INFINITY で割った商は、零になります。
いくつかの JavaScript メソッド(Number コンストラクタ、 parseFloat 、parseInt など)は、引数で指定された値が Number.MIN_VALUE よりも著しく低い場合、NaN を返します。
成功した場合に有限数を返す関数がエラーである状態を示すために、Number.NEGATIVE_INFINITY プロパティを使いたいかもしれません。しかし、そのような場合、isFinite の方がより適しているだろうことに留意してください。
[編集] 例
以下の例では、変数 smallNumber には 最小値よりも小さな値が代入されています。if ステートメントが実行されたとき、smallNumber は "-Infinity" の値を持ちます。ですから、smallNumber には、処理が継続する前に、より扱いやすい値がセットされます。
var smallNumber = (-Number.MAX_VALUE) * 2
if (smallNumber == Number.NEGATIVE_INFINITY) {
smallNumber = returnFinite();
}