Core JavaScript 1.5 Reference:Global Objects:Math
出典: MDC
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[編集] 概要
数学的な定数と関数を提供するプロパティとメソッドを持つ、組み込みのオブジェクトです。
[編集] 生成
Math オブジェクトは、トップレベルの、定義済みの JavaScript のオブジェクトです。コンストラクタを用いたり、メソッドを呼ぶこと無しに、自動的にアクセスできます。
[編集] 詳細
他のグローバルオブジェクトと違って、Math はコンストラクタではありません。
Math オブジェクトの全てのプロパティとメソッドは、静的です。 円周率を表す定数は、 Math.PI として参照でき、正弦 (sine) 関数は、 Math.sin(x) として呼び出すことができます(ここでの x は、メソッドの引数です)。定数は、JavaScript における実数での完全精度で定義されています。
コードの一部分で 複数の Math オブジェクトの定数やメソッドを使うとき、with 構文を使うと便利なことがよくあります。with 構文を使えば、"Math" を繰り返し入力する必要はありません。例えば、以下のように書けます。
with (Math) {
a = PI * r*r;
y = r*sin(theta);
x = r*cos(theta);
}
[編集] プロパティ
- E
- ネイピア数(オイラー数)。これは、自然対数の底として用いられる数学定数で、約 2.718 です。
- LN2
- 2 の自然対数。約 0.693 です。
- LN10
- 10 の自然対数。約 2.302 です。
- LOG2E
- 2 を底とした E の対数。約 1.442 です。
- LOG10E
- 10 を底とした E の対数。約 0.434 です。
- PI
- 円周率。約 3.14159 です。
- SQRT1_2
- 1/2 の平方根。つまり、1 割る 2 の平方根。約 0.707 です。
- SQRT2
- 2 の平方根。約 1.414 です。
Object.prototype から継承されるプロパティ
constructor
[編集] メソッド
- abs
- 引数として与えた数の絶対値を返します。
- acos
- 引数として与えた数のアークコサインをラジアン単位で返します。
- asin
- 引数として与えた数のアークサインをラジアン単位で返します。
- atan
- 引数として与えた数のアークタンジェントをラジアン単位で返します。
- atan2
- 引数の比率でのアークタンジェントを返します。
- ceil
- 引数として与えた数以上の最小の整数を返します。
- cos
- 引数として与えた数のコサインを返します。
- exp
- Enumber を返します。ここでの number は引数で、E は自然対数の底である、ネイピア数(オイラー数)です。
- floor
- 引数として与えた数以下の最大の整数を返します。
- log
- 引数として与えた数の自然対数(底は E)を返します。
- max
- 引数として与えた複数の数の中で最大の数を返します。
- min
- 引数として与えた複数の数の中で最小の数を返します。
- pow
- 一番目の引数を二番目の引数で累乗した値を返します。
- random
- 0 以上 1 未満の疑似乱数を返します。
- round
- 引数として与えた数を四捨五入して、最も近似の整数を返します。
- sin
- 引数として与えた数のサインを返します。
- sqrt
- 引数として与えた数の平方根を返します。
- tan
- 引数として与えた数のタンジェントを返します。
- toSource
- 非標準
"Math" という文字列を返します。